【李陵】 「こんにちは、ルカ」

【ルカ】 「なーんか、笑みが怖いんですけど?」

【李陵】 「私はいつもと変わりませんが?」

【ルカ】 「……あっそ。じゃ、僕は帰るから」

【李陵】 「私の九龍が」

【ルカ】 「は?」

【李陵】 「貴方に、よく仕事の邪魔をされているようですね。九龍のお友達から聞きましたよ」

【ルカ】 「知らないよ、そんなの」

【李陵】 「知らない? 知らないのですか? 邪魔をしておいて?」

【ルカ】 「何が言いたいの?」

【李陵】 「あの子の障害になるようでしたら、容赦はしませんよ。……貴方でもね」

【ルカ】 「ブラコンにも程があると思うよ、氷鏡卿。早く弟離れしないと、嫁の貰い手がなくなるよ?」

【李陵】 「…………」

【ルカ】 「…………」

【李陵】 「その時は、貰って頂きましょうか

【ルカ】 「すみません、僕が悪かったです