【ケイオン】
「ここで、何をしているんだ、レイラ」

【レイラ】
「貴方には関係ないでしょう」

【ケイオン】
「ルウォーク様なら、裏庭におられたが……邪魔はするなよ」

【レイラ】
「私は、貴方ほど騒がしくないわ」

【ケイオン】
「我々月鏡老は、ルウォーク様にお仕えしているんだ。
 だからこそ、側らにいることを許されている。
 ……妙な勘違いをするなよ」

【レイラ】
「馬鹿にしているの?
 あの方は、鏡皇。万人を愛し、導いて下さる方」

【ケイオン】
「……わかっているなら、いいがな」

【レイラ】
「貴方って、本当にうるさい人ね」